氷山の一角
今日の1枚目の写真。
ペンギンが休憩しているのが氷山のなれの果て。
その後ろが、何だっけ?はい、前回の授業ででましたよ。
復習。蓮の葉氷ですね。これ、テストにでますよ。(何の?)
蓮の葉氷はさらに海水が凍って大きくなり、流氷になるのでした。
海の水がどんどん凍っても氷山にならないのがミソね。
で、先日は氷山のふるさとに行ってきました。
アメリー棚氷と名前がついています。船から見ると長大な氷の壁。
信じがたいですが、高さが40mあります。
ってことは、全力疾走しても6、7秒はかかる。
最近、腰痛になった酒井だったら40秒はかかる距離の氷が縦にあるのだ。
すごいなぁと思った人は、まだ甘い。
この海面下にはもっと巨大な氷が隠れているのです。
海面上の高さの10倍くらい。はい、計算。全部で何m?これもテストに出すよ~。
水面下に400m。そんなにあったら、海底につかえちゃう、と心配する人。
その通り。つかえている間は流れませんが、このままズンズンと海の方に押し出されて、
海が十分に深くなったら、ポキン!と折れて氷山のできあがりです。
つまり、この40mの壁の向こうには膨大な、それこそ想像もつかない量の氷が、
氷山予備軍として出発の日を待っているのです。
やがて、氷山は海流にのって旅をしながら小さくなっていきます。
海流に乗るのはいいけれど、あまりにもでかいと、その海流がせき止められるかもしれない。
巨大な氷山は海流の流れをかえ、結果的には気候を変えてしまうかもしれないと考えられています。
そういえば、子供の頃、でっかい氷山を船で引っ張っていって
砂漠地域に水やりをするって計画があったけど、どうなったんだろう。
コメント
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今日、テレビで昭和基地についてやっていました。
越冬隊に別れを告げ、泣いている人などが映っていました。まさか、泣いていたのが先生かな?とか思いながら見てました(=^▽^=)
投稿: 紗耶香 | 2011年3月 9日 (水) 23時36分
砂漠の計画ムチャすぎじゃないですか( ̄∀ ̄)?
人間の考えることって無限大ですね~
そういえば私大学合格しました☆
投稿: ふなだ | 2011年3月10日 (木) 00時27分